11月で良い季節になったという事で、旅行に行こうとふと思い、11月8日、9日、10日で東北方面に旅行に行ってきました。こちらの様子を何度かにわけてブログを書いていきたいと思います。初日の昼ご飯に選んだのが、お魚いちば おかせい（宮城県牡鹿郡女川町）です。
ご存知の通り、東日本大震災から8年が経過し、津波の被害で知られる女川町ですが、駅周辺は、新しい施設などもできていて、至る所で工事が行われていました。
シールスピア女川・地元市場ハマテラス 概要
シーパルピア女川は、2015年12月にオープンしたテナント施設で、2016年12月には、地元市場ハマテラスがオープンして、女川駅から伸びる遊歩道に様々なお店が出店している所です。
住所：〒986-2261 宮城県牡鹿郡女川町女川浜字大原１－４
電話：0225-24-8118
女川駅の所には、温泉があるという話ですが、この日の宿泊は秋保温泉という事で、温泉には入らずに昼食だけという事にしました。この日は、平日の金曜日という事で、そこまで観光客が多いとは感じませんでした。
お魚いちば おかせい 特選女川丼・女川丼を食す
今回、女川町に行った最大の理由が、この女川丼を食べる事。お店は、地元市場ハマテラスにある「お魚いちば おかせい」です。先ほど平日だったので、人が少なかったと書きましたが、この店内だけは別格。13時過ぎでの到着だったのですが、それでも食券を買う自動販売機の前には人が並び、店内もいっぱいでした。
両方ともにあら汁がついてきますが、どっちが特選？って思うほどに普通の女川丼も具沢山でした。
こちらが通常の女川丼。それでもいくらも入ってますし、ご飯が見えないほどの海産物の量です。
こちらが特選女川丼。鯨が入っているのが特徴的です。今の時期は、ウニがないのかな？穴子が乗っていますし、とにかく具材の量が半端ないです。一つ一つも当然美味しくて、ご飯も一気に食べてしまいました。
店内には、有名人のサインが沢山飾ってありました。何度も訪れている有名人も多いようで、何回もサインを書いている人もいました。店内は、漁師のお店！って感じで、素朴な感じです。
女川町の震災の跡-女川交番-
近くでは、色々な工事が行われていたのですが、地元市場ハマテラスのすぐ通りを挟んで目の前で行われていたのが、こちらの工事でしたが、震災で被害があった女川交番をそのまま保存するようですね。
画面向かって右側に見えるのが、女川交番の跡のようです。周りをコンクリートで覆っているので、保存するようですね。ネットで調べてみると産経ニュースのサイトに出ていました。
宮城県女川町の旧女川交番を東日本大震災の震災遺構として保存する整備方針案がまとまり、女川町議会は１５日、設計などの関連費用を盛り込んだ平成２９年度一般会計補正予算案を全会一致で可決した。メモリアル公園として整備し震災当時のまま横倒しの状態で保存する。町は３２年７月までの完成を目指し、今後、具体的な設計計画の作成に着手する。
方針案によると、旧交番の外周を約５メートルかさ上げしてスロープを設置し、壁面に復興の道のりを伝える写真やパネルを展示する。高低差ができるため、安全対策としてスロープには落下防止柵を設ける。整備費は約４千万円で、国の復興交付金の申請を検討する。
１０日には現地で町民説明会が開かれ、震災前、付近に自宅があった朝倉敬悦さん（６６）は「町が復興する中、このまま残すことには意義がある。倒れたままの建物を見れば津波の恐ろしさが伝わる」と話した。
旧交番は昭和５５年に建設された鉄筋コンクリート２階建てで、震災の津波で倒壊。交番は今年９月、ＪＲ女川駅前に再建された。
（出展：産経ニュースhttps://www.sankei.com/life/news/171216/lif1712160027-n1.html）
説明の看板もありました。津波の恐ろしさなどを知らしめるための保存という事ですが、色々な意見があるでしょうね。
行きは、千葉県から常磐道で向かいましたが、その途中では、まだ放射線の計測器などがあったり、人がまだ住めないのでは？という場所もあったりして、震災から8年経過しても爪痕は残っているんだなぁ～という事を強く感じました。
個人的には、父親の実家が岩手県宮古市にあるので、東日本大震災の際には、ゴールデンウィークに車を走らせて物資を運んだことが思い出されますが、これからも東北方面については、思いを持っていきたいと思います。
